オンド・マルトノについての対話

お久しぶりです。ハサンこと高橋です。……このブログでは初めましてですかね。

ということからもお察しのとおり、僕はまあいわゆる筆無精というやつでして、たまに書きたいなと思うことがあっても、文章をああでもないこうでもないと弄くり回しているうちにズルズルと機を逸してしまいます。
ところで、普段の融解建築のバンド内でのやりとりはSlackで行われているのですが、僕はそこでは割と書き込むのですね。どうも僕は、話題があって的が絞られていればそれに返答したりかぶせていったりは出来るけど、何も無い状態からまとめるのはかなり苦手のようです(「あれもこれも」となってしまう)。居酒屋放談みたいな回路しか無いんでしょう。
なので、ブログも対話篇みたいな感じだと良いのかもと思い、かといって古の哲人のように自ら対話形式で著すほどの器量は無いので、Slack上で実際にあったやりとりをそのまま対話として載せてしまう、というのを試してみることにしました。面白いかは判りませんが、とりあえずお付き合いを。

前置き終わり。
さて、先日11日に陰陽で、表現太郎トリックモンドのワンマンライブを観てきました。そこに、オンド・マルトノ奏者の和田大樹さんがゲスト参加されていて(正確にはその時弾いていた楽器はオンド・マルトノそのものではなく、日本のメーカーが近年限定販売したondomoという可搬性に優れた楽器です)、演奏が素晴らしいのは勿論、終演後に丁寧に解説してくれたりあまつさえ楽器を触らせてくれたりして、とても貴重な体験をさせて頂きました。
で、それに端を発してSlack上で駄弁っているのが以下。登場人物は、ハサン、坂本、そして最後に一瞬だけ秋田です。

ハサン:
因みに、オンド・マルトノの魅力を知るには、このアルバムがオススメです。Spotifyにもありますし、気に入ってもっと深く音色を堪能したくなったらCDを買っても良いと思います。
因みに、この曲の超貴重な生演奏(オンド・マルトノ六重奏!)を、僕は昨年浜松で観ました
六重奏でなくとも、もし生で観る機会があれば逃さないほうが良いです。あんなイカした楽器はそうそう無いので。

坂本:
これめっちゃかっこいいですね!ポルタメントしまくるみたいなイメージがあったので、こんなに粒立ったフレーズは新鮮でした。
ていうかこれ、編曲じゃなくてオリジナルの編成なんですね。さすがメシアン…

ハサン:
音色も考え抜かれていて、同じ楽器6台とは思えないほど色彩的だし、フレーズも和声も魅力的だし、普遍性と独自性(僕のテーマ)に溢れた名曲だと思います。
演奏機会が少ないのだけが残念(当然と言えば当然ですが)。

坂本:
一聴しただけなのでどの部分か忘れてしまいましたが、キラキラした効果音みたいな音色を使っていて、驚きました。
あ、でもこの録音は4台なんですね。

ハサン:
いや、6人ですよ。このアンサンブルのメンバーは4人ですが、ゲストを2人呼んだみたいです。
スコアもあって、高いけど欲しい…。

坂本:
ああ、ラヴェルの曲の「(arr. for 4 ondes martenot)」がアルバム全部にかかっているんだと勘違いしてました…

ハサン:
因みにCDには、6人が輪(というか六角形)になって演奏している写真が載っています。レギュラー4人は全員女性、ゲストも1人はやはり女性です。

坂本:
これですかね。生演奏もこの配置だったとか…?

ハサン:
そうですこれです。
ただ、去年僕が浜松で観た生演奏は、真っ当に全員が客席を向いてました。
「全員が客席を向いて」いたというのはまあ全員が真っ正面ではなく、室内楽でオーソドックスな「客席を向い」た配置のことで、実際は半弧状というかまあセンター向きっぽくはなっていましたよ、一応。

坂本:
なるほど、譜面で指定されてるとかだと面白いなあと思ったのです。二巡目してますが、これは生で聴くしかないですね…

ハサン:
僕も是非また観たいので、次は30年待たなくても済むことを望んでます!
写真上がってた

坂本:
ものすごい光景…「室内楽でオーソドックスな「客席を向い」た配置」じゃねえ…
ていうか日本に6人も奏者いるんですね…

ハサン:
まあ、鍵盤楽器が6台というのが、「室内楽でオーソドックス」ではないので……。
奏者は思ったよりいるみたいですよ。圧倒的に多いのは仏語圏でしょうが(件のアンサンブルもMontrealですね)。
なお、オンドマルトノの特性上、奏者がどっちを向いているか、本体(鍵盤)がどっちを向いているかは音場にはあまり関係が無く、重要なのは複数のスピーカーが何処に配置されているかだと思うので、実際には車座で演奏しても問題無いはずで、「客席を向いて」いたのはおそらく見栄えの問題でしょうね。

坂本:
写真で見る限り、スピーカーは客席に対して平行に真正面を向いていますね。これを「室内楽でオーソドックス」な形に並べても良さそうなものですが。奏者と鍵盤が真正面を向いて並んでいるのも、クラフトワークみたいでカッコ良さそう…とにかく本当にナイスな楽器ですね。

ハサン:
いや、スピーカーは楽器1台につき何発もあるので、実はステージの奥とかにも配置されています。
確かに全員真っ正面スタイルはかっこいいですが、クラフトワークと違ってちゃんと自力で演奏しないといけないので、アイコンタクトの取れない配置は厳しいのでしょう。六重奏ともなると、スピーカー配置によっては自分の音か人の音かごっちゃになりそう…。
ともかくナイスな楽器です。黎明期の電子楽器としてはテルミンのほうが知名度はありますが、音楽的にはこっちのほうが圧倒的にポテンシャルが高いですね。
因みに、更にマイナーな初期電子楽器として、トラウトニウムというのもあります。これも面白い。

坂本:
なるほど、そういえばそうでしたね。アイコンタクトは浜松の演奏会の配置でも若干無理がありそうですが…
トラウトニウム、初めて聞きました。日本語wikiがない程度にはマイナーっぽいですね…同時に二音鳴らせるのか。
ヒンデミットの作品が良さげですし、とりあえず聴いてみます。

ハサン:
そうですね、楽曲としてはヒンデミットの作品が最も有名(とはいえマイナーですが相対的に)だと思います。あとはゲンツマーとか。
ただ、実は最も有名なのは、ヒッチコックの『鳥』ですね。

トラウトニウムは、非常に『ドイツ的』な音がします。所謂ジャーマンテクノ(クラフトワークやタンジェリンドリームから、マウスオンマーズやトーマスシューマッハーまで)は、この路線を脈々と受け継いでいるんだなあと。
オンドマルトノが『フランス的』(≒色彩的)なのと対照的です。

トラウトニウムらしさでいうなら、これがオススメ(ヒンデミットのは『ちゃんとした曲』になっちゃってるので物足りない…)。
特にTR.6~9『電子楽器のための舞踊組曲』なんて、「ドイツドイツジャーマン!」って感じでサイコーです。(一応捕捉しておくと内容は関係無いです)

秋田:
超兄貴、メサイヤ名義で本題(メシアン)とうっすら繋がるのが笑える…。

以上、如何でしたか?
リンクを付け替え/付け足したり、一部不必要な部分を割愛したりしましたが、基本的には実際のやりとりそのままです。

この対話方式が好評なら、幸い(?)融解建築のSlackは本来の目的であるバンド運営の話よりも雑談が多いので、今後もちょいちょい載せていきたいと思います。
また、リンクをどう表示するか迷い、読みやすさ優先で本文に挿入したのですが、タイトルリンクや埋め込みのほうが良い等の御希望がありましたら、その旨を寄せてくだされば検討します。

ではまた。

ぺりぽいえーてぃけーす

アリストテレース『詩学』第22章「文体(語法)についての注意」は、次の一文で始まります。(訳は1997年岩波文庫版)

文体(語法)の優秀さは、明瞭であってしかも平板でないという点にある。

これだけで言い尽くしている感がありますが、もう少し見てみましょう。

日常語からなる文体はたしかにきわめて明瞭ではあるが、しかし平板である。クレオポーンやステネロスの詩がその例である。

ありきたりなままでは退屈だという。そこで…

他方、重々しさがあり、凡庸を避ける文体は、聞きなれない語を使うことによって生まれる。聞きなれない語とわたしがいうのは、まれ語、比喩、延長語、そのほか日常語とは異なった語のすべてである。しかし、もし人がこのような語だけを使って試作するなら、その作品は謎[エニグマ]になるか、あるいは異国人の物言い[バルバリズモス]になるであろう。

これは文体に関する話ですが、たとえばドラムの演奏に置き換えて考えてみても、ごく自然に頷けます。
まさに、秀抜な楽曲や演奏も、アクセントとなる「稀語」のようなフレーズと、それを包み込むように支える基質としての「明瞭」なパターンとのブレンドであり、どちらか一方だけでは物足りません。

至極わかりやすいことをわかりやすく言っているのですが、それでも印象に残るのは「謎」や「稀語」といった単語のチョイスも一役買っているのでしょう。

そういう演奏をできるようになりたい。とはいえ。ついつい奇妙なものばかり選り好みしてきがちだった来し方を振り返ると、「明瞭」の探求はまだスタート地点に立ったばかりの心境です。道は遠い。

ところで、引用した章をもう少し読み進めていくと、アリストテレースは次のような示唆に富んだ言明に着地してゆきます。

合成語や稀語を含めて、上に述べた種類の語のそれぞれを適切な仕方で用いるのは重要なことであるが、とりわけもっとも重要なのは、比喩をつくる才能をもつことである。これだけは他人から学ぶことができないものであり、生来の能力を示すしるしにほかならない。なぜなら、すぐれた比喩をつくることは、類似を見てとることであるから。

なるほど。2300年前の『詩学』にドラムのことを読み込むなんて見当外れな類似を強引に見て取ったようで幾分ばつが悪い思いがしますが、確かに、優れた奏者の一瞬の判断には、その場で出ている音がもっとも心地よく響くであろう幻の最適解に似たものを、理論や譜面を一旦ショートカットして直感的に選び取るような閃きが感じられるものです。こういう閃きの出音を採譜して分析したりすることも大事ではありますが、それは影の形から本体を推測するようなことであって、実際に現場に立って反射神経を研ぎ澄ませて判断を下すプラクティスを伴わなければ片手落ちになるでしょう。

自分などはまだまだセッションでも「今のは悪手だった」云々と一瞬の判断を反省することしきり。道は遠い。

ドライヤーのファンに髪の毛が巻き込まれた

ハロウィンの熱気が過ぎ去ったせいか、急に冷え込みますね。坂本です。
今日は「古典の日」らしいですよ(※古典の日公式ホームページ)。知ってた?
ということで、音楽の古典といえばこの人、J. S. バッハの作品の録音のなかから、いくつか面白いものをピックアップしたいと思います!
(※ここでいう「古典」は「古典派」とは異なります、念のため)

 

まずはこちら。今年発売されたばかりの、コンソート・ブルイアミーニというリコーダー五重奏団の作品。

Bach: Flûtes en Fugue / Consort Brouillamini

「平均律」から鍵盤協奏曲まで、バッハの名曲をリコーダー五重奏で演奏したものです。
(なんとチャレンジングな…と思ったあなた、僕もこんな試みをしています、足元にも及びませんが!)
単に「リコーダーで演奏してみました」というのに留まらず、音楽的にもしっかり聴かせてくれてなかなか面白い作品だと思いました。
チューニング的にも、ダメじゃないほうの絶対音感がある人でも違和感なく聴けると思います(移調されているものはあります)。

 

バッハの名曲をオリジナルと違う楽器で演奏する試みとなれば、これを挙げないわけにはいけません。

Johann Sebastian BACH : 3 SUITES (BWV1007-1009) / 岩川光

Webで全曲視聴できます。

岩川さんといえば、キケ・シネシとのデュオ等のイメージがある方もおられるかとは思いますが、バロック音楽においても非常にインパクトのある存在であられます。
管楽器でこの曲を演奏した例としては、僕はオーレル・ニコレの録音が真っ先に思い出されます。
フルートは息継ぎをしなければならないため、弦楽器の曲を演奏しようとすると、どうしてもフレーズを途中で切らなければならない場面があります。
ニコレは循環呼吸でこれをクリアしていますし、僕自身も安易にその手段を取ってしまうのですが、岩川さんは非常に音楽的なブレスをすることで逆に弦楽器ではできない、管楽器ならではの表現に到達しているですよね…マジですごい。
昨年の岩川さんの演奏会ではこの「無伴奏チェロ組曲」のほか、「無伴奏フルートのためのパルティータ」の演奏も聴くことができました。こちらは音源化されていないのですが、機会があれば是非一度聴いてみることをお勧めします。

 

続いては、エマーソン弦楽四重奏団による「フーガの技法」。

Bach: The Art of Fugue / Emerson String Quartet

泣く子も黙る大曲「フーガの技法」。分厚い専門書のような邦タイトル、未完成に終わったというエピソード、楽器指定すらない抽象性溢れる譜面、そして単純に長いし曲が多い……どの曲もなんか同じようなフレーズで始まる……
などの理由からつい敬遠されがち(じゃないと良いけど)なのですが、この演奏は結構すっと入ってくるかと思います。
良い意味で現代的というか、今の感覚で聴いてしっくりくるというか(といっても2003年の録音ですが)。
異なる楽器同士のアンサンブルなので、ピアノやオルガンによる演奏よりも各パートが聞き分けやすいのも良いですね。
「フーガの技法」は最初のモチーフ(D-A-F-D-C#-D-E-F…)が色んな形に変形され(移調やリズムの変化はもちろん、倍の長さに拡大、半分に縮小、反行など)、それが組み合わされて曲が成立していて、数学的(?)にも非常に面白い作品ですので、興味のある方は譜面も見てみると良いと思います。

 

さて、今日はなんと現代フルートの父、マルセル・モイーズの命日でもあるそうです(まだまだ続くよ)。
ということで、フルートのCDも一枚挙げておきましょう!

Bach: Complete Flute Sonatas / Emmanuel Pahud

フルートといえばやはりこの人ですかね、エマニュエル・パユ。
フルーティストって、どんな曲に対しても同じようなスタイルで演奏する人が多くて、曲にハマればすごくかっこいいんだけれど、合わないとちょっと…となることもあるんですよね。
パユも色々な時代やジャンルを演奏する奏者ですが、対象ごとにスタイルも変えてくる、全方位弱点無しのプレイヤーですね。
ただこれは、現代の楽器でどこまでバロックらしく出来るかという「縛りプレイ」の印象も少し受けるのですが、それはそれでとてもクールな演奏で好きです。
バッハの録音は少し古いものですが、2013年のこれに収録されているヘンデルのソナタでは、さらに洗練された演奏が聴くことができます。

 

最後に、バッハではありませんが、衝撃的なヘンデルのフルートソナタを。

Händel: Recorder Sonatas / Michala Petri, Keith Jarrett

装飾音合戦がヒートアップして物凄いことに……中学生のとき、初めてこれを聴いた際に受けた衝撃は忘れられません。
ところで、キース・ジャレットの演奏を初めて耳にしたのはこの音源なのですが、彼をチェンバロで知る、というのは結構珍しいかもしれませんね。

 

古典とされる曲にはやはり古典たる良さがありますし、それを現代において演奏家はどう提示してくるのか、というのも面白いですね。
ちょいと長くなりました、ブログも頭髪も長さはほどほどに。皆さまの「古典の日」を少しばかり彩れたら幸いです。

おっと、未来が俺を呼んでいる。それでは!

追い詰められて本棚に目をやるも、結局タイトルは思いつかないのである(特別付録:フルート替え指リスト)

こんばんは、坂本です。
大変です。いらすとや帝国が近所のショッピングモールにまで支配の手を伸ばしてきました。

このままでは「歩くランドマーク」の異名を取る僕も、組織の手によって三頭身にデフォルメされてしまうかもしれません。
そうなってしまう前に、自らの姿を記録しておかねばなりません。
「あ、ラーメン屋新しくできてる!…ここ前は何の店だったっけ?」となる前に、アーカイブしておく必要があります(Googleストリートビューまじリスペクト)。

というわけで、この度、「YouTuber」デビューを果たしました!!どんどんぱふぱふ〜

古今東西の名曲をカラオケ音源に合わせてメロディを演奏したり、フルートn重奏にアレンジして演奏したりしています。
こうやって自分を動画におさめると、普通に練習しているだけでは気づかない自分の癖を発見できて、非常に面白いんですよね。
例えば上の動画だと、0:45あたりの高音 F→E で、右中指をスライドさせて音を変えています。
これはF音で替え指を使用しているため生じているのですが、通常の運指だとこうはならず、自分でも無自覚に行なっていたので少し驚きました。
あらためて他の人、他の楽器の演奏動画も見てみたのですが、こういうちょっとした演奏の癖(工夫)を観察できて、とても面白いんですよね。
もちろん音楽なので細かいことは気にせず純粋に楽しく聴いてもらえるのが一番なのですが、こういう視点で動画を見るのも、一度で二度楽しめて良いかなと思います。

さて、そういうわけで特別付録!
僕は普段からかなりイレギュラーな指遣いで演奏しているのですが、今回それをリストにしてみました!!どんどんぱふぱふ〜

全ページPDFは↓
フルート替え指リスト (一部文章が欠けていたため修正しました)

 

僕は高音の音程が高くなりやすいため、ピッチを下げるための替え指が中心になっています。
使えるなーってのがもしあれば、どんどん活用してください。お友達にも教えてあげてね。
これを作成していて気づいたのですが、加藤克朗氏の『フルート教本』では E の右小指を押さえるのが正規の運指とされているのに対し、『アルテフルート教則本』の第1巻では離すのが正規運指とされていますね。
ついつい「正規」とか言っていますが、権威ある教則本でも運指が違ってきているので、まあ自分にあったものを使えば良いでしょう。
なお僕は前者を正規と思っていましたが、実際は後者ばかり使っていました。
今回作ったリストに載っていない替え指を知っているという方がおられましたら、是非コメントください!

あ、チャンネル登録はこちらから!(様式美)

交差点

田口です。
やむを得ず漢字で「田口」と書く場合は四角くなりすぎないように少しつぶして書いたり、「田」と「口」の大きさに変化をつけています。そのような工夫を凝らして虚勢を張っておかないとすぐにナメられてしまいます…。

2位 Around The World / MONKEY MAJIK

・西遊記(2006年版 香取慎吾の孫悟空と内村光良の沙悟浄と伊藤淳史の猪八戒と深津絵里の三蔵法師)の主題歌になった実績を持つ
・PVはPVで変な世界観出して対抗しようとしてる感じがかっこいい
・同じ監督が手がけたミスチルのAnyのPVが怖すぎる
・2004-2006年ごろ、平日朝7時半から京都テレビで放送されていた音楽交差点というPVを垂れ流しているだけの番組を見てから小学校に行っていたので、この時期のPVを見ている

1位 My Name Is Mud / Primus

・PVの中で一番かっこいい
・登場キャラの中で金髪のデブのおばさんが一番かっこいい
・最後にいきなりクレイアニメ風のキャラが一瞬出てくるのもかっこいい
・全員楽器が上手でえらい

前回の記事で告知したもののPV詳しくなくて2位から書くはめになってしまったのでおすすめあれば教えてください…globeのPerfume of loveとかも好きです!

融解建築のライブも明日に迫っております!
詳細はこちら
前回にもまして元気なイベントです。元気イベント!

Twitter始めました。是非見て行ってください。

次回は黄金の太陽について書きます。

元気ピカッピカッ!

田口です。
「田口」と漢字で書くと辛いものがあります。全体的にも四角い上、細かく見ても四角いので、漢字で書く時のバランスに気をつけないとすぐ不細工になってしまうのです。
四角でできた名字でも「品田」だと「品」が全体的には三角っぽいのでこの事態を容易に回避できると考えられます。そんな名字があるのかは知りませんが…。

昨日は京都GROWLYでのイベントにご来場いただきありがとうございました。
共演していただいたバンドはどのバンドも元気ハツラツ!!!という感じで、優等生ぶりがち(?)な僕らにとって刺激的な1日になりました。
僕はメンバー最年少の24歳で元気は一番出せるはずです。
これからもお互い頑張りましょう!

融解建築に加入してもうすぐ2年ですが、少しは好きな音楽を紹介しようと思います。

ここだけの話、最近カーボムにハマってます。

これもここだけの話ですが、ブルガリアンボイスアンジェリーテにもハマってます。

最近知ったグループなのですが、今年の頭に来日してたらしいです。むむむ。

一番好きなアーティストを尋ねられたら答えるのが難しいですが、アルバムだったらスティーヴライヒのケイヴと答える気がします。
いや、マグマのメカニックデストラクティヴコマンドーかも。
シシェットのシシェットもめちゃくちゃ好きだー

またハマった音楽があればその旨をお知らせしたいと思います。

次回は好きなPVをランキング形式で紹介します。

幸福への片道切符

こんにちは、フルートの坂本です。

先日、患いドラマー(過去記事参照)の棲む福井県まで、青春18きっぷを利用して日帰り旅行してきました。

三国港で刺身と焼き魚をいただき、東尋坊、雄島をレンタサイクルでぐるっと。

珍しくデジカメを持って行ったので、何枚か写真を撮りました。

 

 

うーん美しい…

とそんなわけで、五感と脚力を総動員して幸福度指数全国1位のエッセンスをたっぷり吸収してきました。

JR在来線日帰り旅行という縛りの中で、あれこれ練って旅するのってとても楽しいですね。

閉じ篭り癖ゆえに、あまりたくさん旅行をしてこなかったのですが、またふらっとどこかへ行ってみたいものです。

 

さて、次の18きっぷシーズンが待ち遠しいあなたにぴったり、京都に居ながらにして全国各地の猛烈なエネルギーを浴びられるイベントがあります!

4/28(土)

@京都 二条 GROWLY

【GROWLY 6th Anniversary!】しおんぬ pre. “divergent vol.1”

OPEN 15:00 /  START 15:30

前売 ¥2,400- / 当日 ¥2,900- (ドリンク別)

出演 : and O2 [函館] / elephant [山口]/ TEACH [新潟] / midnight parade [新潟]/ yukue [東京] / 迷走ループ [香川] / 融解建築 [京都]

FOOD : 240カレー / 出店 : 1020DISTRO

これだけの面子が京都に集結するのは驚きですね。かつて梅田にあった「アリバイ横丁」を思い出します。

そして京都代表として、我々融解建築が出演できるのは大変光栄です。

旅に飢えた方も、閉じ篭り癖のある方も、アリバイが必要な方も、ご来場お待ちしております!

ドラマーといふ病(0)

秋田です。実は去年末から(幸福度指数全国1位と名高い)福井県に住んでいます。

第五回多次元演奏会、よかったですね(もはや楽しむ側の感想)。

初めての映像同期でまさかのトラブル(お陰様で原因は完全に理解し、さらなるステージへと到達しました)が発生して苦々しい気持ちもありましたが、加入当初とは比べ物にならないほどMC
ぢから
を高めた坂本楽のアシストと気品あるお客様方の暖かい反応(と勝手に解釈しています…)、そして何より当事者である福田匠吾先生の精神統一
りょく
の高さに救われました。各位、本当にありがとうございました。

上の表記のために少し調べたら今時の HTML およびブラウザにはルビを振るタグが実装されているのですね。感動しました。全く意味はありませんが…。意味もなくルビを振るのが楽しく、しばらくルビを振りたいがために変な言葉を使うかもしれませんがどうぞお気になさらず。

突然ですが、今回から「ドラマーといふ病」と不穏なタイトルを冠したシリーズを折を見て書いていこうと思います。

私はいわゆるスタジオミュージシャンや専業のプロドラマーという訳ではありませんが、少なくとも気概の上ではドラマーという自負があります。肩書きではなく自我を形成する属性としてのドラマーということですね。ドラマーとはかくあるべきとか、ここでその定義をとやかく言う意図は毛頭ありません。

久しぶりに東京事変を聴きながら洗い物をしていて、はじめてスティックを取りドラムスローンに座ってから20年が経過している事実にふと気づき、当惑というか感慨というか、しみじみとした諦念のようなものが去来したのです。なんだか扱いがたい感情です。折角生起した珍奇な感情を奇貨として何か書きとどめておこうかと思い、ブログを執りました。「病」というのは、もはや己と分かち難く固着してしまった偏り、もはや意思ひとつで容易に付いたり離れたりできるものではないもの、というニュアンスを込めました。ちょっとした長わずらいですね。

とはいえ、発生した感情そのものは上に書いたような曖昧なもので読んで面白いようなものでもないですから、むしろこれをきっかけに自分が今までに蓄積したドラムに関するあれこれを整理することで、さらに先に進むための礎石としたいと思います。半分以上自分のために書くものですが、何か少しでも楽しんで頂ければ稚拙な駄文も成仏するでしょう。

サテ。いざとなると何から書いていこうか見当もつきません。はじめということなので、ルーツ(根っこ、radix、 שׁרשׁ …)を確認することからはじめていきましょうか。

なぜドラムをはじめたのか、その遠因のようなものまで辿るときりがないですが(第一原因としての神…?)、具体的なアクションははっきりしており、幼少期から通ったエレクトーン教室を塾の多忙を理由に(その実は苦手な先生や己の適性の無さに耐えきれず)辞め、さっぱりしたかと思いきや、しばらくすると何かぽっかりと欠乏のようなものを感じたため、「代わりに」地元のドラム教室へ通い始めたことでした。(ちなみに塾には妙な適性があったようですが、これはまた別の話)

中岡憲永先生、何よりもまずとても優しい先生でした(勿論ご存命と思いますが)。グループレッスン枠だったのにたまたま生徒が少なかったこともあり、けっこう個人レッスンに近い形で教えて頂いたことを覚えています。

当時はバンドという概念への認識も希薄で、音楽といっても親が聞いていたもの近所の知り合いに教わった音楽を漫然と聞くくらいでした。このあたり、幼少期から音楽の素養を叩き込まれている人たちにかなわないなと正直感じるところです。

そんな白紙状態のところへ、スティックの持ち方からルーディメンツ(機械的な基礎練習のこと)、そして座学的にロックミュージックを含めて「ドラムをパートとして有する音楽の概観」としてざっくりした20世紀音楽史を学んだこと(これはヤマハ音楽教室の教材が非常に良かったのですが、今入手するのは難しいようです)は、確実に、私にとって最も重要な礎石になっていると思います。若い男の子であれば、細かいことはいいからとにかくセットに座って一刻も早く叩きたいとなりがちなところを、丁寧に教えて頂きました。ルーディメンツは基本的な16分音符のアクセント移動などに加え、今でも欠かせない「ボース」(メトロノームに合わせ、両手両足を同期させた8分音符を数分間一定の音圧と粒揃いを意識して叩き続ける)という練習を学びました。

この教室で学んだことは多く、書ききれませんが、後から振り返ればジャズ・フュージョン方面を専門とする先生の課題曲チョイスはポップスであっても極上のスタジオミュージシャンによる渋い録音が多かったようです。B’z の「Easy Come, Easy Go!は故青山純氏、JUDY AND MARY 「そばかす」は(当時はバンドメンバーですが)五十嵐公太氏、それから MISIA 「Everything」はシングル版では冨田恵一氏の絶妙な打ち込みですがライブ版はこれも青山純氏です。先生が書いてくださった手書きの譜面は今でも実家に保管されています。当時はその良さを1%も理解できていなかったと思いますが、有形無形の影響が今も感じられます。これら課題曲は、メロディーの立った楽曲に生命を吹き込むドラムの役割を伝える上でとても良いものだったように感じます。アタック音主体で、一見すると点で打つことしかできないかのように思える打楽器に、いかにして線や面として連続したものにするか。

こうしたポップミュージックの課題曲を練習する傍ら、個人的にそっと紹介して頂いた CASIOPEA のファーストアルバム『CASIOPEA(1979年作品)は今でも愛聴しています。世界的に有名な神保彰氏が加入する以前、佐々木隆氏がメンバーだった頃の録音で、いくぶん饒舌な手数の多さも前のめり感も何か枠に収まらないエネルギーが伝わってきて大好きです。良くも悪くもこの一枚の影響でテクニック志向に大きく傾くことになりますが、これは先生からすれば誤爆のようなものだったかもしれません…。

閑話休題、つい思い出話ばかりになってしまいましたが、当時学んだことを今振り返ると…

・基礎練習(ルーディメンツ)は永遠の時間を貫いて存在しており、ドラマーはこれのごく断片をわずかな有限の時間だけ汲み取るに過ぎない。

・ドラムはドラム単体のためにあらず、楽曲のために奉仕serviceする存在である。

・譜面を読み書きできることによって、両手両足を忙しく動かす奇妙な楽器を他人が演奏したものを認識し写し取る座標が定まる。

・何かよくわからないがこの楽器は妙に楽しい。

…このようなところに集約されるのではないでしょうか。

さらに端的に言えば、先生との相性如何では続けることなく辞めてしまっていた可能性も大いにあるのだから、

・私のドラマーとしてのルーツは優しくも的確な中岡先生にあった。

と、まとめてしまって差し支えないでしょう。

早くも2800文字を超えてしまったようですから、このあたりで区切ります。どこへ向かうやら。あくまで先へ進むprogressためのものであることだけは忘れないように注意しながら…。

つづく?

 

[告知スペース] もうすぐですが、2月10日に古巣のLIVE SPOT RAG にて超一流フルーティストによるイベントの前座を務める運びとなりました。

赤木りえ・中島徹 ダイナマイトデュオ スペシャルセッション 〜プエルトリコ ハリケーン被害救済ライブ〜

イベント詳細はこちら

実は2015年1月16日に同じ RAG で呼んでいただいたご縁で、今回もお声がけ頂きました。ありがとうございました。土曜日の夜、上質なラテンのリズムに酷寒を忘れて酔いましょう!

予約はこちらのフォームからも承っております。

田口・薬

田口です!
「田口」と漢字で書くと四角しかなくてダサいという美意識があります。画数も少ないし…。

第五回多次元演奏会にお越しいただいたみなさん、来れなかったけど遠くで応援していただいていた方もありがとうございました!

数日前に風邪を引いたため飲んでいた咳止めの薬が副作用で全ての音が半音近く下がって聞こえるというものだったのですが、普段から練習して聞き慣れてる曲ならむしろ移調して聞こえる方が新鮮で楽しいだろうという思いもあり、当日も飲んでライブに臨み、何曲かはいつもよりかっこいい曲だなーと思いながら演奏できて最高でした。

でもめちゃくちゃ音感ある人は気をつけてくださいね。僕は音感が0で全く問題がないにすぎないので…。

次のライブは2月10日(土)、ライブスポットラグです!
詳細はこちら
チケットの予約はライブスポットラグのホームページまたはこちらからお願いします。
ご来場お待ちしております!

新年のごあいさつ、そして当然のような顔をして宣伝

新年、あけましておめでとうございます。

…ちょっと油断している間に松の内も過ぎてしまいました。ちなみに今の20代以下の人に門松という概念はどの程度認知されているのでしょうか。

ふと気づけば前回の記事から早いもので約二ヶ月が経過してしまい、楽しみにしていて下さった方々にお詫び申し上げます。

そんなうかうかした融解建築ではありますが、音楽に関しては手を抜きません。メンバーが離れて忙しくなっても基礎練を毎日したりオンラインで楽曲解釈を話し合ったりすることは原理的にできるので、今年も数は多くないながらも引き締まった演奏をお届けしていく所存です。

もちろん、早くも十日後に迫っている第五回多次元演奏会京都川端丸太町 CLUB METROの準備も着々と進行しております。今回の主眼は「聴覚空間と視覚空間の多次元的相互作用に関する試み」ということで、各ステージに「耳と目」で楽しんでいただく趣向を凝らしています。

今回は「鴨川ハルモニカ」さんの紹介をしていきたいと思います。

(鴨川ハルモニカのイメージイラスト)

鴨川ハルモニカはキーボードを中心にさまざまな楽器を駆使する、Uhey (フジヤマウンテン)氏とカトウミケル氏の二人からなるユニットであります。バンド編成をとったり柔軟な活動スタイルで神出鬼没の存在で、私はこの二人がこれからどのように活動を広げていくか興味津津です。

持ち味はジャズ・ブルーズ・ロック・ポップス・民族音楽など多様な(多次元的な?)音楽を自由に横断する好奇心から編み上げられた感性、よく通る品の良い歌声、そして何より対話的に音楽を探求してゆく二人の未知数の成長性でしょうか。

今回はイベントの趣旨に応じて、カトウミケル氏の所属する映像制作サークルとのコラボレーションが見られるとのこと。主催する側としても非常に楽しみにしております。

出演者用のセッティング表を受け取ったとき、こんなにも色々な楽器を使い分けるのかと驚きました。今回はメトロならではの実験的な試みも見られるのではないかと。どうぞご期待ください。

末筆ながら、融解建築を今年も一年どうぞご贔屓に、謹んでお願い申し上げます。

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